口内炎のおはなし

子供もできる口内炎。早めに気付いてケアしてあげてください。お口の健康は子供の元気につながっています。

大好きなおかずやお菓子なのに、今日はごきげんが悪い?

子供の様子がいつもと違ったら、お口の中をチェック。いろんな原因で、子供にできる口内炎は、早めに気付くのが大切。正しいケアと日頃からの予防で、笑顔をとりもどしてあげましょう。

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見つけてあげることが、いちばんのケアです。

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食事やおやつをイヤがったり、顔をしかめたり。子供がいつものようにおしゃべりもしないようだったらお口の中をよく見てあげてください。口内炎ができているのかも。

できても自分ではうまく伝えられない子供の口内炎、ママや大人がいつもチェックする習慣が何よりも大切です。歯みがきタイムなどに、よく見てあげてくださいね。

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子供の口内炎には、流行性の病気が原因のものがあります。

口の中は、カラダ全身の健康状態が出やすいところでもあります。口内炎の症状が病気を知らせることもあるので、よく確かめてください。

カラダを守るチカラがまだ十分でない子供たちは、学校や幼稚園で何かがはやるとハラハラ。口内炎の症状は、手足口病やヘルパンギーナなど子供特有の感染症でもあらわれるので、病院で診察・治療するなどの早めの判断も重要です。

子供の口内炎の主な種類とあらわれやすい症状

  • アフタ性口内炎・・・お口の中に小さな白か黄色の膜があるただれ など
  • 手足口病・・ほおや唇の内側や舌などに水ぶくれ など
  • ヘルパンギーナ・・・のどの粘膜に小さな白い水ぶくれ など

子供の口内炎の種類

アフタ性口内炎

一般的な口内炎のひとつ。白くてみつけやすい円状です。

 

子供の口内炎の多くがアフタ性口内炎と呼ばれる、一般的な口内炎です。口内の粘膜に小さく白い円状のただれができます。白や黄色っぽい膜に覆われていることもあり、口の中でもはっきりと見つけやすいのが特徴です。

 

通常は1~2週間でよくなりますが、痛くてあまり食べてくれない、また夜更かしなどでリズムが乱れると長くなることも。ヨーグルトや熱くないスープなどで栄養バランスをとりながら、規則正しい毎日を送ることが長引かせない、くり返さないカギです。

手足口病

名前の通り、手足にポツポツ。舌やのどにまで口内炎ができます。

 

生後6カ月の乳幼児から小学校に上がる前くらいまでの子供がかかりやすい、ウィルス性の症状。毎年夏をピークに流行します。

 

手のひらや指の側面、足にポツポツと発疹や小さな水ぶくれができるのがサイン。熱が出て、口の中ではほおや唇の内側、舌、のどにまで口内炎ができます。

ヘルパンギーナ

6月くらいからかかる夏風邪。痛い口内炎と高熱が特徴です。

 

夏風邪の代表がヘルパンギーナ。5歳以下ぐらいの子供を中心に6月の後半ぐらいから夏休みにかけて流行します。

 

口の中に水泡や水ぶくれができ、のどに炎症が起きていたら疑ってみてください。食べ物を飲み込む時に痛がったり、急に高熱が出るのもこの感染症の特徴です。

いちばんの予防は好き嫌いのない子供をめざすこと。

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好き嫌いが多かったり、お菓子ばかり食べていませんか?口内炎は栄養バランスの乱れが大きな原因です。中でもビタミンB2は不足するとお口の粘膜にトラブルが起きやすい状態に。毎日の食事で上手に補うのがポイントです。

甘いものの食べ過ぎもビタミンB不足を招くので、ちょっとガマンがお約束です。

  • 子供の口内炎予防におすすめの食材
    ・牛乳・卵・豆・ブロッコリー・きのこ類・さば・牛豚のレバーなど
  • シミたり、痛がる時は
    ・ヨーグルト・熱すぎないスープ・具だくさんのそうめん
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まとめ

できてしまうと元気までしぼんでしまう子供の口内炎。何よりも作らせない生活が大切です。

成長期をサポートする牛乳や卵は、口内炎のケアにも働くビタミンB2が豊富なので、積極的に食べさせたいもの。寝不足も原因になるので、ベッドでの絵本の読み聞かせなどで、寝つきをサポートしましょう。

お口のケアを通して、カラダにも心にもいい生活を。より健やかに育ってくれそうですね。

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のどの口内炎。刺すように痛むし、腫れてるみたい。口内炎、のどにまでできるの!?