セラミドのおはなし

みずみずしい潤い肌の決め手となる成分!
「セラミド」についてのおはなし。

3.セラミド不足の原因は?

潤い肌のカギである、セラミド。
どんどん減少してしまうなんて!

スキンケアをがんばっても、すぐにカサカサに・・・。そんな気になる乾燥やトラブルはセラミド不足のサインかも。肌の角層から大切な潤い成分が失われている可能性も年齢だけでなく、さまざまな原因で減少するセラミド。お手入れとともに、生活習慣の見直しも潤い肌づくりには重要です。

監修:中部大学・生物機能開発研究所 客員教授
セラミド研究会顧問
医学博士 芋川 玄爾 先生

年齢だけでなく、
セラミドは意外なことでも減少。

肌の潤いを守っているのは、肌の角層。中でも、角層細胞のひとつひとつの間を埋めている角層細胞間脂質のうちセラミドが主体となって肌の水分量を保ち、潤いを守っています。セラミドが豊富にある肌は、乾燥に負けないしっとり、なめらかな肌です。
私たちの肌は、保湿に欠かせないセラミドを自ら作り出すことで、ハリのある肌を育んでいます。しかし、加齢や洗いすぎなどによりどんどん減少。セラミド不足が引き金となって角層内の水分が蒸発し、乾燥へとつながってしまいます。

セラミド減少の原因① 加齢

50代では、20代の頃の半数
にまで激減!

赤ちゃんの肌は、ふんわりぷるぷる。なぜなら、角層にセラミドがいっぱいあるからです。でも、生まれた瞬間から私たちの肌に存在するセラミドは徐々に減少し、乾燥しやすい状態へと傾き続けています。
50代になるとセラミドの量は実に20代の約半分に!年齢を重ねるにつれて、肌にハリがなくなってきたような気がするのは年齢によるセラミド不足も大きな要因となっていたのです。
顔だけでなく、年齢が出やすい手の乾燥、デコルテやすねなどのカサつきもセラミド不足が一因に。意識して早めにセラミドの補給を心掛けたいですね。

加齢によるセラミド量の変化(前腕皮膚角層)

セラミド減少の原因② 洗いすぎ

汚れと一緒に、セラミドも
失っている!?

キレイな肌を目指して行っている洗顔などで、汚れと一緒に、大切なセラミドと潤いを失っているとしたら!
日常生活で最もセラミドが失われているのが実は「洗顔」なのです。
特に洗浄剤をたっぷり使っての洗い過ぎには注意。角層からセラミドが流れ出し、水分をつなぎとめるチカラが低下してしまいます。するとセラミド本来の機能が発揮できずに、肌はどんどん乾いていきます。
ボディのゴシゴシ洗いもセラミドを減少させてカサつきの原因となるので控えめに。日中の汚れだけをやさしく落とすようにしましょう。タオルで拭いた後、つっぱり感があるようなら洗顔頻度を見直してみましょう。

セラミド減少の原因③ ターンオーバーの乱れ

セラミドがうまくつくられずに、
全体量が減少。

肌の潤いを左右するセラミドは、表皮の底の基底層でセラミドの赤ちゃんが生まれてターンオーバー(角化)とともにいちばん外側の角層へ。角層細胞の間でセラミドとして水分を保つ機能を発揮するようになります。
つまり、ターンオーバー(角化)が乱れて肌の生まれ変わりが乱れると、セラミドはうまくつくられずに全体量が減少。乾燥が進んでしまう原因になるのです。さらにセラミドが不足すると肌本来のバリア機能も低下し、細胞分裂が亢進した結果ターンオーバー(角化)が乱れ、セラミドの代謝が滞って乾燥が進むという悪循環が生じ、肌の水分量がますます保てなくなります。
ターンオーバー(角化)を乱す原因は、紫外線など外からの刺激だけでなく、睡眠不足やストレス、ホルモンバランスも影響しています。セラミドがきちんと満たされた美しくトラブルのない肌を保つには、日頃の生活習慣を見直してみることも大事なのです。

ファンデーションやメイクで肌の悩みを隠していませんか。素肌そのものを美しくケアするためにも、セラミドの量や働きをきちんと確保できる生活習慣を。セラミドを補う機能性表示食品なども活用して、みずみずしく潤う肌を感じてください!