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しみは、褐色のたんぱく質であるメラニン色素が異常にたくさん作られたり、本来ない部分にできたりすることによって生じる後天的な色素沈着をいいます。原因によって肝斑(かんぱん)、炎症後の色素沈着、紫外線によるしみ(日光黒子)の大きく3つに分かれます。それぞれ原因が異なり、プロゲステロンのような女性ホルモン、アレルゲン(アレルギーをおこす化学物質)、日光などが深く関係しています。
肝斑は、女性ホルモンのバランスの乱れが原因で頬などにできるしみで、左右対称にできるのが特徴です。更年期や妊娠中、ピル服用中にできやすくなります。
化粧品アレルギーでおこるしみもあり、色素沈着型化粧品皮膚炎(別名顔面黒皮症)といいます。そして、日焼けによって顔や肩などにできるしみを日光黒子といいます。ある日、突然にしみができるように感じますが、実は子供の頃から浴びていた紫外線の積み重ねによってできているので、若い頃に日焼けをしていた人ほどできやすくなります。
どのタイプも紫外線は悪化因子のひとつですので、予防のひとつは紫外線を防ぐことです。出かけるときは、サンスクリーンを塗る、さらに帽子や日傘で物理的に紫外線を遮ると効果的です。毎日の買い物は紫外線が弱まる午後4時以降にしましょう。また、できてしまった、しみ・日光黒子でも紫外線を防ぎ続けることが重要です。
そして、メラニン色素の生成と沈着を抑えてくれるビタミンC、血行を改善するビタミンEを積極的にとりましょう。ビタミンEには、ホルモンのバランスを整える働きもありますので、肝斑のようなしみにも有効です。
その他に美白化粧品を使用することも大切です。また、日光黒子の場合にはレーザー光線治療が有効ですので、気になる場合は、専門医に相談してみましょう。
なお、ソバカスはしみと違い、遺伝的な要因が大きいものです。子供の頃のソバカスは通常、年齢を重ねるにしたがって目立たなくなりますが、紫外線を浴びすぎたり、間違ったスキンケアをすることで濃くなってしまいます。 |
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| 監修: |
中山皮膚科クリニック院長
医学博士 中山秀夫 先生 |
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