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ベトナム北部ハノイ近郊の村、バ・チャン村で生まれ、600年の歴史を持つ"バ・チャン焼"。
"バ・チャン焼"は中国産陶器(※景徳鎮窯)の影響を強く受けていて、中国陶器に見られるモチーフや色使いをバ・チャン村独自の手法の中に取り込み、柔らかく自由な装飾絵付けを確立してきました。
当時から現在まで、印刷の技術が持ち込まれなかったため、現在も作品一つ一つを職人の手によって絵付けされています。伝統ある釉薬や技法を継承し、陶工の才能と個性が活かされた陶器が作り続けられています。
※景徳鎮窯:中国の景徳鎮で、作られている1700年の歴史を持つ高級陶器 |
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| 日本へも古くから伝わっており、このバ・チャン焼が日本の歴史に登場するのは、室町時代(1400年ごろ)。"安南焼[あんなんやき]"という名で輸入され、多くの茶人達や武将達に珍重されていました。 |
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あの「侘び茶」を大成した千利休や「きれいさび」と言われる芸術茶を確立した小堀遠州もこの"安南焼"を"安南染付け[あんなんそめつけ]"と呼び愛用していたといわれています。
当時は、「蜻蛉手[とんぼて]」と呼ばれる蜻蛉の絵の描かれた茶碗が最も珍重れていました。しかも、この「蜻蛉手」は日本以外では見られないことから、当時の日本の茶人がベトナムに注文していたのではないかといわれています。
※写真協力:株式会社ユーラシア旅行社 |
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